次のPRイベントどこにする?【大阪】おすすめスポット5選

週刊?!イザワの目

2014/07/09週刊?!イザワの目

大阪城、道頓堀、グランフロント大阪―。観光地として国内外からたくさんの人が訪れるそれらの場所はどこも大阪を代表する名所ですが、実はその中には、PRイベントを行うのに最適な場所がいくつかあります。

今回の「イザワの目」関西班では、1周40分で回れる大阪環状線内というアクセスの良さに焦点を絞り、旅行ガイドとは少し違う「PR視点」で、使えるイベントスペースを"まとめ"ました。大阪を起点にした情報発信企画にぜひお役立てください。

新たなランドマーク 「あべのハルカス」

1日に約80万人が利用する阿倍野・天王寺ターミナルに位置する、日本一の高さ300mを誇る超高層ビル「あべのハルカス」。大阪の新たなランドマークとして、メディアからの注目度も高い。

2014年3月にグランドオープンしたばかりということに加え、「高さ日本一」のビルというのも魅力。「東VS西」の対立構造の象徴として取り上げられることから、関西実施のイベントであってもキー局にて報道されることもあり、今年特に情報発信力の強いスポットといえる。

2014年1月には、新成人約100人が、たすきに思い思いの抱負を書き、「あべのハルカス」の展望台まで歩く「成人の日」イベントを実施。翌朝の新聞では『東のディズニーランド、西のハルカス』と、成人式をテーマにした報道の代名詞であるディズニーランドと肩を並べて報道され、全国的にも注目された。PRイベント実施の際には、300mの景観と組み合わせたストーリーを用意することが、重要になる。

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"ミナミ"の象徴 「戎橋」

「大阪」と言われたら「大阪城」や「通天閣」と並んでイメージされる道頓堀。その中でも、至近距離内に、江崎グリコのゴールインマークや「かに道楽道頓堀本店」のカニ看板、食いだおれ太郎人形などたくさんのランドマークを持ち、阪神タイガース優勝時の「飛び込み」スポットとして全国に報道される戎橋(えびすばし)は、関西でも特に情報発信力が強いスポットとなっている。

戎橋周辺がイベントスポットとして強い理由はその知名度だけではなく、利用場所の特異性にもある。一つは、使用可能エリアの広さだ。戎橋近辺の約1,000㎡をはじめ、浮庭橋から日本橋まで約1km弱の道頓堀川沿いには合計約6,000㎡以上の広大なイベント利用可能スペースがある(注:報道で露出されるのは戎橋周辺が多い)。また、道頓堀川は船を走らせることができるため、川の上をスペースとして使うことができる。一方で、戎橋などの橋の上は公道のため、どうしても通行の妨げとなってしまうイベントの実施は難しい。しかし、1日当たりの通行量が10万人を超える(休日のなんば戎橋筋商店街10万人、心斎橋筋商店街17万人)戎橋からの情報発信は、報道だけでなく、通行人を通じたSNS拡散も大きく期待される。さらに、2014年はグリコの看板が16年ぶりにリニューアルされるなど、ますます話題を集めるスポットといえる。

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下町のシンボル 「通天閣・新世界」

明治45年に建設されてから、長年大阪のシンボルとして大阪の下町「新世界」にそびえ立つ展望塔・通天閣。大阪のミナミ・天王寺に位置し、大阪の主要メディアのある大阪キタエリアより電車で約15分、距離にして約10kmとアクセス面も優れるスポットといえる。

通天閣では、新世界の顔でもある幸福の神『ビリケン』のキャラクター活用のほか、通天閣内展望台から望む大阪下町の風景や、新世界の路上より通天閣をバックにしたPRイベントも実施可能。大阪の街を利用した、臨場感のある画作りができるスポットだ。まさに地域に密着した大阪下町の「顔」としての利用ができるため、各地をまわるキャラバンとしての露出も狙え、各企業や自治体にも積極的に利用されている。

ただし、通天閣内はスペースが限られること、また通天閣外は路上ということもあり実施条件に限りが出てしまう。また、会場自体の個性が強い故に、PRストーリーを「大阪」に連動させることが必要不可欠となる。

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駅前の情報発信拠点 「グランフロント大阪」

昨年4月に開業したJR大阪駅前の複合商業施設。利便性の高い場所に位置し、関西圏を中心に国内外から多くの集客があるため、すでに関西における情報発信拠点としての地位を獲得している。

グランフロント大阪には、10,000㎡を超える巨大屋外スペース「うめきた広場」や、多目的ホール「うめきたSHIPホール」、屋内スペース「ナレッジプラザ」、多目的劇場「ナレッジシアター」、国際会議や大型展示会が開催できる「コンベンションホール」など複数のイベントスペースが存在し、その広さを生かして自由な造作が可能であり、多くの企業や自治体での活用が見られる。

また、大阪駅直結ということや関西の主要メディアが集中する大阪キタエリアに位置することから、メディアから見ても取材に行きやすい場所であるため、PRイベント会場としても優れたスポットである。自由な展開が可能だが、会場のロケーション自体に特異性があるわけではないため、PRイベントを実施する場合は事前にきっちりとしたPRストーリーを構築し、イベントの中での画作りが必要不可欠となる。

海外にも通じる大阪の顔 「大阪城」

大阪城は、天下統一を目指す豊臣秀吉が権力の象徴として築城し、400年以上の歴史を持つ名城。大坂の陣から400年を迎える2014年、2015年を機に、大阪城一帯を一大観光拠点とすべく整備が進んでいるなど、これから話題化が見込まれるスポットだ。

外国人にも分かりやすい場所である点も含め、画作りとしては絶好の場所だが、大阪城公園内は重要文化財の集合体であるため、制約も多い。例えば、設営や撮影等については、大阪市建設局東部方面公園事務所が管理しており、撮影に際しては、取材日の約1週間前に申請書を提出する必要がある。大阪城公園内でも特に、西の丸庭園は芝生庭園であるため、実施準備または事後の芝生養生に数カ月要する場合があるなど、PRイベントを実施する際は綿密に準備する必要がある。

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【NEW SPOT】

2014年4月、毎日放送旧館がリニューアルオープンし、旧館の1Fがイベントスペースとして使用可能になった。若者の集まる茶屋町エリア位置することから、一般参加型イベントの際にはSNSの広がりも見込むことが出来る。

(原稿:マー、アイシ、キダ、ノセ、フジタ)

この記事を書いた人

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Editorial department

2011年10月20日創刊。
電通PRの若手社員による、電通本社および電通グループを対象に配信しているメールマガジン。2012年11月に全面リニューアルを果たし、現在は瓦版スタイルで発行中。国内外の旬なPR事例を取り上げて解説する特集や、旬な人のインタビューが人気。2014年3月、満を持してマイクロサイトに登場! オリジナルコンテンツなどもアップしていきます。

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