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あの、博報堂ケトル・嶋浩一郎に試される?!~チャーハンクエスト序章~

イザワの炒飯

2014/09/03伊澤 佑美

チャーハンって、年に何回くらい「食べたいっ!」と思いますか?

私は30数年間生きてきましたが、子どもの時にそう思ったことがある「かも」くらいで、まして大人になってから積極的に食べたいと思ったことはありません。その私がこの1カ月半で約50食のチャーハンを完食することになろうとは、運命とは不思議なもの。

なぜここにチャーハン道を究めることになったのか、どうか、その全貌を聞いてやってください! あ、申し遅れましたが、私、電通PRの自社メディア「週刊?!イザワの目」の編集長、イザワです。

「ギャラは東京で一番美味いチャーハン!?」

「週刊?!イザワの目」の今年6月26日号で紹介した「カンヌライオンズ2014」特集。2011~2014年のPRライオンの日本審査員にカンヌライオンズ終了直後に寄稿してもらう、という超豪華な内容で、おかげさまで、各方面でご好評いただきました。特に、今年の審査員である原田朋さん(TBWA HAKUHODO)と、去年と2011年の審査員である嶋浩一郎さん(博報堂ケトル)の対談は、当サイトでもシェアの嵐!!反響が大きくてよかった、と喜びに沸く私の元に、嶋さんから一通のメッセージが。

 

「東京で一番美味いチャーハンベスト3がギャラで」

 

この時、私は浅はかでした。あ、ギャラはチャーハンでいいのか、OK、OKってな具合で「了解です! 美味しいチャーハン、探しておきます」と安請け合い。この一言が後にどんな重みを持ってくるのかも知らずに...。

電通デザイント-クで暴露される

それから2週間ほど経った7月のある日、嶋さんの依頼に応えるべく、合間を見て、週に2食くらい、ポツポツとチャーハンを食べていた私に、驚愕の知らせが入ってきました。「広告界を目指す若者たちへ!」と題された電通でのオープンセミナー「Dentsu Design Talk」の最後に、若者たちへのアドバイスとして「無駄がいっぱいあったほうがいい。これ誰に頼まれてそれ調べてるの、みたいな。僕も20代のころ、東京都内の公園にいる動物遊具の写真を全部撮るとか、多摩川と荒川と隅田川の河口で待っていて流れてきたもの全部写真に撮るとか、禁止看板を全部撮っていくとか、よくやりました。そうすると、東京って街をまったく違った視点から見ることができるんですよ。あとは、同じものを全部食べ続けるとかよくしました。そうすると、冷やし中華の錦糸玉子を何ミリに切ったら美味しいかとかわかるでしょ」と話し、その流れの中で「電通PRさんの依頼で、東京イチ美味しいチャーハンベスト3をギャラに原稿書きました」と嶋さんが発言したと...!

1000人近くが参加してるんじゃないかと思われるオープンセミナーでそんな発言したとなっては、もう後に引けない。あのメッセージは嶋さんからの挑戦状だったのか...。それに気づかずに、時間を無駄に過ごしていた自分がマヌケすぎる。あぁ、もう一食も無駄にできない! こうなったら嶋浩一郎をあっと言わせてやる~!!!!!!!!!!

こうしてイザワの「チャーハンクエスト」が始まったのでした。

スライド1.jpg

1カ月半でイザワが試食したチャーハンたち(一部) 

12時、16時、20時にチャーハン

博報堂ケトルの嶋浩一郎氏から「ぼうけんのしょ」を受け取ってしまった不肖の勇者・イザワは、このミッションを成功させるため、社内を見渡し、僧侶・アライ、魔法使い・ともみん、戦士・ねもの3人を召喚。パーティを組んで、このチャーハンクエストに臨むことにしました。

嶋さんからの正式なお題は

 

「8月X日をチャーハンデーとして、12時、16時、20時に、東京イチ美味いチャーハンベスト3を食べさせてください。僕と原田さんに」

 

というもの。

1日3食チャーハンということは、味はもちろんのこと、思わず食べたくなってしまう飽きさせないビジュアルと理由づけが大事。単純なようで実に難しい。しかもお題がチャーハン!!

国民食の一つでありながら、焼き肉やラーメン、カレーと違い、なぜか日が当たることが少ないチャーハン。いかんせん情報が少なすぎる!! それでも、あらゆる人脈を駆使して情報を収集し、チャーハンを食べ、得意の突撃アポで情報を収集し、チャーハンを食べ、過去のチャーハン特集本を探してきて、チャーハンを食べ...。その繰り返しで、寝ても覚めてもチャーハン。多い時は1週間に12食のチャーハンを完食し、体重はいつの間にか5キロ増。それもこれも全部嶋さんのため...(涙)ということで、満を持してXデーを迎えることになったのでした。

12時の章へ、続く)

この記事を書いた人

伊澤 佑美
Digital PR Planner

コミュニケーションデザイン局コンテンツ・ディストリビューション部
「週刊?! イザワの目」編集長

2003年電通PR入社。メディアリレーションズ部にて、企業・団体に関するプロモーションに従事。2011年にオウンドメディア「週刊?! イザワの目」を立ち上げ、編集長に就任。国内外の最新PR事例を取り上げて解説する特集や、旬な人物に迫るインタビューが人気。
現在は、編集者、ライター、PRプランナーとして、企業のオウンドメディア運営やコンサルティングのほか、広報業界向けメディアへの寄稿なども手掛けている。東洋経済オンラインにも連載執筆中。

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