要注意! 異性を"エンターテイメント"と捉える男女の特徴

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2015/04/24ゲストライター

ミク先輩ミク先輩

恋愛四天王の名をほしいままにし、最近では「恋愛」とすら呼ばれている女生徒。
名前が違うのでギリギリで大丈夫。

寺田くん寺田くん

根暗、口下手、ホラーオタクの三重苦でクラスの隅に追いやられている男子。




青井さん...




 

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これ、全部君が書いたの?

 

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すごい...!寺田くん才能あるよ!
ねえ、もっともっと書いてよ!
そして私たちを楽しませてね!

 

俺、青井さんに褒められて本当にうれしかったよ。
がんばろうって思った。

 

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だから沢山書いた。
青井さんに見せたい一心で...。
褒めてもらいたい一心で。

 

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青井さんはいつも過剰なくらい褒めてくれた。
これだけで生きていけるってぐらいしあわせだった。
なのに...。

 

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なのに、なんで...。

 

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ふーん、それで私のとこに来たってわけ。

 

ミク先輩

今どき、そんな古きよき文化系の失恋みたいなこと
してる人がいるなんて驚きね。

寺田くんどうしても諦めきれなくて...。

ミク先輩

自分の作ったものを認めてもらえて「相手は自分に気がある」
と思ったけど実際はそうじゃなかったと、そういうことね。

寺田くん

くそっ...!
女って、女って...!

ミク先輩

その青井さんて人がどんな人かは知らないけど...。
あなたは女性全体を恨む前に知っておくべきことがあるわ。

寺田くん知っておくべきこと...?

ミク先輩それは...恋愛等価交換の法則よ!

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れ、恋愛等価交換の法則!!!??????????

ミク先輩うん。

ミク先輩

というわけで、私が昨晩苦悩しながら書いた
この図を見てちょうだい...!

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寺田くんこれは一体...!

ミク先輩

個人が持つ恋愛における市場価値は、だいたい決まってるの。
外見、性格、振舞い、コミュニケーション能力...。

ミク先輩

でもそういった価値は、努力によって伸ばせる量に限界があるわ。
だからある人の集団における立ち位置はだいたい変化しない...。

寺田くん俺はずっと下から6番目ぐらいですけど...。

ミク先輩

7番目だと、修学旅行で下から2番目の班に
入れるからがんばって。

ミク先輩

恋愛における市場価値...多くの場合性的価値において
自分を上回る相手と関係するためには、
自分に何らかの価値を付随させる必要がある...。

ミク先輩

お金だったり才能だったり、さまざまだけど...。
要するに、そういうものを自分に足して相手と「等価」にしなければならないの。

寺田くんそれが...等価交換の法則...!

ミク先輩もう一回、さっきの図を見てちょうだい。

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寺田くん

つまり、俺が青井さんと対等になるために供出したのが
文章だったってことですか?

ミク先輩

才能というおもりを手に持つことによって、やっとあなたは青井さんと
天秤で釣り合うことができた...。

ミク先輩

しかし逆に考えてみてちょうだい。
何らかの対価を支払って対等になれるというのは、
つまりフラットな状態で相手に劣っているということ...。

 

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あなたがやっていることは、ただの高望みよ!

 

 

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ありゃりゃりゃ~!

 

寺田くんっていうことは、最初から可能性なんてなかったんですか?

ミク先輩

そんなことはない...。
実際、才能のある人に惚れがちな人も沢山いるわ。

ミク先輩

でも知っておかなければならないのは...
異性をエンターテイメントと捉えてる男女もいるということよ。

寺田くん詳しく聞かせてください...。

ミク先輩人間は二種類に大別できる...。

 

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すなわち「何もしなくてもチヤホヤされる人間」と、
「何かしなければ見向きもされない人間<モブ>」に!

 

寺田くん俺は...どう考えても後者だ...。

ミク先輩

そして「何もしなくてもチヤホヤされる人間」はナチュラルに
「何かしなければ見向きもされない人間」のサービスを
受けている状態を当たり前だと思ってる場合がある!

ミク先輩なぜかって!? それでやっと両者は"対等"になるからだ!

寺田くん知らなかった...。

ミク先輩

こういうふうに「何かしなくてもだいたい異性が自分の機嫌を
取ろうと楽しませてくれる」という状態にどっぷり浸かると、
趣味や娯楽が「異性」で構成され非文化的な人間性が
培われてしまう...。

ミク先輩

我々の業界ではそういう男女のことを
「異性エンターテイメント女・男」などといって揶揄し、
石を投げつけているのよ。

寺田くん石を!?

ミク先輩小さいやつよ。

寺田くんそんな人いるのかな...。

ミク先輩絶対いるでしょ。

ミク先輩

たとえばほとんど関わる女性を顔で選んですぐ肉体関係を結び
内面など見てないくせに「女はつまらない」と豪語する男...。

ミク先輩

たとえば同性の友達はろくにおらずだいたい男をつるんでて自分では
何ら活動せずに周りに体目当ての男が溢れてるだけなのに、
界隈では顔が利きますみたいな顔をしてる女...。

寺田くん具体例はいいです。

ミク先輩

寺田くん...あなたは確かに何もしなくてもチヤホヤされるような
人間ではないわ。

ミク先輩

でも今「自分から何かしなければ楽しいことは起きない」と存分に
思い知ることで、肉体が衰えた中年以降に逆転できる可能性も
なきにしもあらずなのよ。

寺田くん

そうかもしれない...。
がんばります!

ミク先輩ふふふ...青いわね。

 

そして十数年が経ち...

 

 

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寺田くんは小説家としてめちゃくちゃ成功し、バカンスの
海辺でビーチを眺めつつカクテルグラスを揺らしていた。
金は有り余るほどあり、名声も手にし、誰もが憧れる
美しい女優すら彼と結婚したがったほどだった。
そう、彼は自分の人生を手にしたのだ。

 

 

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そのとき、ビーチを家族が横切った。
寺田くんは一瞬何かを思い...そしてそれを自ら疑ったが
やはりそうに違いないと確信した。
青井さんだった。

青井さんの姿も...そして一緒に歩いている男もあの日と変わらなかった。
彼らの笑顔は紛れもなく自分の人生を生き、自分が
一緒にいるべき人といる人間のそれだった。

瞬間、寺田くんは悟った。
とっくに負けていたのだ。
十数年前のあの夕暮れ、二人を見たときから今に至るまで
寺田くんはずっと負けっぱなしだったのだ。
ふいに彼の頬を涙が伝い、もはやどうにもならない
思いが彼の脳裏を支配して離れなくなった。
青井さんが好きだ...。

 

中村さん...それで、この話がPRや広告とどう関係あるんですか?

中村さん

まだわからないの?
このドキュメンタリーは、PRと広告の違いを説明するための例え話よ!

 

中村先生のワンポイントアドバイス

広告...企業が料金を払って枠を買い、メディアで商品やサービスを告知する
PR...企業は商品やサービスに関する有益な情報をメディアなどに提供し、あわよくば取り上げてもらう

 

中村さん

広告ではメディアに"料金"というメリットを支払うのに対して...
PRでは情報そのものがメリットになっていなければならないわけね。

中村さん

言い換えれば"お金を払って興味を買う"のか、
"もともと興味深い情報を提供するか"という違い。

中村さん

その部分が"何か対価を払わなければ見向きされない人"と
"何もしなくてもチヤホヤされる人"と似ていると?

ミク先輩そういうコト~!

ミク先輩例え話の長さじゃない!

 

(おわり)

 

【ゲストライター 小野ほりでぃさん プロフィール】

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がんばってイラストも描くライター。平日毎日更新のWebマガジン「オモコロ」(http://omocoro.jp/)で活動休止中。「オモトピア(http://ure.pia.co.jp/list/media?c=omotopia)」や「Yahoo!検索ガイド(http://promo.search.yahoo.co.jp/)」、「トゥギャッチ(http://togech.jp/)」でもデタラメな記事を連載しています。

この記事を書いた人

ゲストライター
Guest Writers

「DIGITAL BOARD」編集部からの依頼で執筆いただいたゲストライターの方です。

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